2月の風景
2025年2月の風景
院長 森田明夫
10数年欠かさず続けてきたブログを2025年2月には失念してしまいました。それくらい公私共に色々な行事が目白押しだった、、のです。。と言い訳。労災病院院長として病院の昨年度の業績に基づいて、将来の方向性を示すことを労働者健康安全機構本部でこの時期にしないといけないのです。当院は2024年に整形外科の事件後の撤退や腎臓内科の縮小、眼科の非常勤化など様々な要件がかさなってしまい極めて厳しい経営状況を続けています。それでも脳神経外科や呼吸器外科、泌尿器科など昨年度の50%超となる収益増となっている診療科もあり、ほとんど診療科がプラスなのですが、整形外科が当院の収入の16%を叩き出していましたので、なかなかそのギャップを埋めることはできませんでした。2025年4月からは、整形外科の7名(10月から増員予定)での復活、眼科の常勤化、また腎臓内科も常勤3名体制に戻ることができます。残念ながら稼働率の低迷から一病棟を一旦休床とする決断をせざるを得ませんでしたが、なんとか近いうちに復活を遂げたいと思っています。
当院には「命の輝きを共有できる病院」という以前からの理念があります。その上で、再度当院のMISSIONとVISIONは下記であることを職員に徹底しています。
MISSION
• 地域の住民・勤労者の健康と安全を守る
VISION
• 働くことに誇りを持てる病院となる
• 地域に信頼される病院となる
その他挙げた当院の課題と対策は
1) 診療の強化 断らない救急・医療連携の徹底と基礎診療科のほかに売りの診療科を作ること ひっきりなしの連携医療機関訪問・救急隊との連携強化
2) 医療事務の迅速化・強化
3) 開かれた病院・病院刷新プロジェクトの始動
4) SNS・WEB対策の強化
5) 患者満足度の向上を目指す 特に待ち時間対策と接遇対策
6) 職員満足度、一体感の向上を目指す 対話プロジェクトの始動 院長メッセージの毎月伝達と月標語の掲示
7) 競合病院とのWIN WINの連携関係の構築
などです。掲げた以上今年中になんとか改善してゆかねばなりません。
さらに2026年には病院機能評価3rd G Ver.1の受審が迫っています。病院の機能・安全管理の徹底も向上しつつ、病院の質と信頼の回復に努めなければなりません。
1年後2年後にこの病院がどのような変革を遂げられるかは、一緒に働いてくれている職員680名と様々な助言をくれる友や指導者たちの意思と意欲にかかっていると考えています。
なんとか皆さんの後押しをしっかりしてゆこうと思います。
雑談と写真:
ストレスフルな2月初旬を経て、真ん中の休みに超格安航空チケットで弾丸宮古島ツアーをしてきました。
雨・風・低温と南の島らしからぬ気候で、どんよりな旅でしたが、伊良部島の不思議な佐和田の浜の前にたつ滞在型のビラはとても素敵でした。また同じく伊良部島になかゆくい商店というこの片田舎で珍しく行列ができているお店があり、ラーメンかと思いきや、紅芋ばんぴんというサーターアンダギーのお店でした。これが、ものすごく美味しい!いつも茶色のしっかりした衣の中は宝石のような紫色で、甘さもしっとり感も最高でした。
伊良部島佐和田浜の前のリゾート 温水プールで雨の中ひと泳ぎ
宮古島の食事(外食と自炊)島おでんたからのふーチャンプルー最高でした。また国仲商店のモーニングセット、harry's ガーリックシュリンプと自炊ステーキ
宮古島の風景 アダンの道(田中一村の世界の景色でした)とまもる君と伊良部大橋長さは珊瑚礁だそう(3540m)
なかゆくい商店の紅芋ばんぴん すごく美味しい!!!し中身が宝石のように綺麗。